Perceiving Right-Angled Planes
会期:4/28 - 6/2/2018
開廊時間:水〜土 12:00-19:00(日・月・火・祝 休廊)
トークイベント:
4/28(土)16:00-17:30 勝又公仁彦 x 伊藤俊治 (美術史家・東京藝術大学教授)
ブックサイン会 & レセプション:
4/28(土)17:30-20:00

この度、KOKI ARTSでは勝又公仁彦の個展「Perceiving Right-Angled Planes」を開催致します。本展では、2000年から撮り続けている「Right Angle」シリーズから約15点を展示致します。
勝又公仁彦(静岡県生まれ)は、早稲田大学法学部卒業、インターメディウム研究所修了。現在、京都造形芸術大学准教授・多摩美術大学非常勤講師。主な受賞に「さがみはら写真新人奨励賞」(2001年)、「日本写真協会新人賞」(2005年)。近年の主な展示に「都市の無意識」(東京国立近代美術館、2013年)や「あいちトリエンナーレ2016」(岡崎康生会場、「トランスディメンション-イメージの未来形」2016)など。現在、21_21 DESIGN SIGHTにて開催中の「写真都市展 −ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち−」に作品が出展中。
作家ステートメント
写真はカメラ内の受光部という平面に、レンズの外の3次元世界を遠近法的な構造で固定化する。
物質と物質の境界面という最も3次元的な空間が写真によって平面化されたとき
面の縁は線に還元され、時に面の奥行きは反転し運動し、実際の空間とは異なる空間性を平面上に発現する。
写真は現実を基にしながら現実とは異なる視覚世界を現出させるものである。
この単純な事実が写真の秘密の一端なのだということを、多くの言葉を超えて1枚の画像が自らを語っている。
勝又公仁彦
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