2012年12月13日木曜日

特別講義(京都)のお知らせ 


下記の通り、特別講義を開催します。事前申込は不要です。
当日会場にお越し下さい。


日時:12月15日(土)18時30分〜20時
会場:京都造形芸術大学 人間館 NA409 
講師:新井 卓氏(写真家)
写真黎明期の技法・ダゲレオタイプを独自に習得し、現代でも制作の主体としている日本を代表する写真家。
国内外の美術館・ギャラリー等で作品を発表し続けている。今回の特別講義では、現在制作中の作品も含めて、自作について語ってもらいます。みなさまふるってご参加下さい。

新井卓氏のホームページ http://www.takashiarai.com/



2012年12月2日日曜日

写真集出版のお知らせ


元京都造形芸術大学客員教授で文化功労賞受賞写真家の細江英公さんが写真集を2冊出版しました。

細江英公人間写真集「気骨」


戦後の日本の復興を率引し、今日の日本経済の土台を築いた経済界のトップリーダー34人。明治生まれの気骨に溢れる彼らの公私にわたる姿を捉えた、貴重な写真集です。









細江英公人間写真集「創世記 若き日の芸術家たち」

細江英公氏が写しとった日本を代表する芸術家や作家たちのポートレイトの集大成であり、当時の貴重なドキュメントでもあります。大半が未発表・書籍未収録作品です。

 






ともに長年にわたり、細江さんが撮影し続けた作品がまとめられたものです。
人間、人物をとらえる参考にしましょう。必見の作品集です。

2012年11月8日木曜日

特別講義(東京)のお知らせ

下記の通り、特別講義を開催します。申し込みは不要です。ふるってご参加下さい。

日時:11月10日(土)18時30分〜20時
会場:東京外苑キャンパス(教室は当日掲載)
講師:大坂寛氏(写真家)
独創的なヌード作品で高い評価を得て、日本写真家協会展グランプリをはじめ、国内外で多数の賞を受賞。東京都写真美術館、ヒューストン美術館などに作品が収蔵されている。個展、グループ展を多数開催。2009年には、植物を美しいライティングによって捉えた、「botanic heart」のシリーズを発表するなど、意欲的な作家活動を続けている。


大坂寛氏のホームーページ
http://www.geocities.jp/hiroshiosaka
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2012年10月20日土曜日

日本写真芸術学会 関西シンポジウムのお知らせ


日本写真芸術学会の関西シンポジウムが、11月3日(土)京都造形芸術大学で開催されます。 
日本写真芸術学会は、写真表現にかかわる制作・理論・歴史等の学問的研究を主に行う学会です。
 今回のテーマは「写真教育の思索」と題して、本学教員の小野規先生、竹内万里子先生、視覚文化研究者の佐藤守弘さん(精華大学デザイン学部長)が講演します。司会進行は田中仁先生です。 
学生は無料(一般の方は1000円)ですので、是非参加してください。

詳しくは学会HPをご覧ください。


http://www.jsahp.org/information/index.html




日時:11月3日(土曜・祝日)13:30~17:00 
会場:京都造形芸術大学 瓜生山キャンパス 直心館 J24教室
  
京都市左京区北白川瓜生山2-116
会費:学会会員・学生は無料 一般は1000円


申し込み・問い合わせ

日本写真芸術学会事務局 〒176-0005 東京都練馬区旭丘2-42-1 日本大学芸術学部写真学科内 FAX03-5995-4721 E-MAIL jsahp@nihon-u.ac.jp http://www.jsahp.org/

2012年9月14日金曜日

展覧会のご案内


9月も中旬になりまして、スクーリングも一段落しました。


これから秋にかけて展覧会が沢山あります。

是非見に行ってください。


写真コース卒業生のグループ展覧会
グルッポ・ルーチェ 第4回合同展

[作家]
青木隆幸、今村えみこ、オカダミツヨ、かわたなおこ、熊谷隆、杉浦義紹、星野倫

会場名:同時代ギャラリー 
webサイト:http://www.dohjidai.com/
アクセス:〒604-8082 京都市中京区三条御幸町南東角1928ビル1階
電話番号:075-256-6155
開館時間:12:00~19:00/平日・土 12:00~18:00/日
休館日等:月曜日休み(ただし、祝日の場合開館)
[概要]
写真の成立要件は、光と暗箱と感光材料の3つですが、その中で最も重要な要素である光を意味するイタリア語「ルーチェ」をわたしたちグループ名としました。わたしたちにのグループ名としました。わたしたちにシャッターを押す週間を教えてくれるのは、かすかな気配を通じた光の合図にほかならないからです。グルッポ・ルーチェは結成4年のまだまだ若いグループですが、切磋琢磨を続けています。そして、年1回の合同展を、それぞれが自らのコンセプトを構築し、活動を続けてゆくためのマイル・ストーンとして位置づけ、継続的に取り組んでいきたいと考えています。 













http://www.dohjidai.com/top.htm


2011年度卒業松永愛子さんの個展
「ゆったりと里のとき〜安倍の里〜」
2012/09/27(木)~10/09(火)水曜定休日
11時〜18時(最終日15時まで)観覧無料
ギャラリーえざき
静岡市葵区七間町8-20
054-255-2231
http://www.ezakinet.co.jp/gallery/gallery_guide.html
在学生/卒業生のグループ展
チーム10グループ展Vol.1
【開催情報】 ヨドバシフォトギャラリー「INSTANCE」 東京都新宿区西新宿1丁目10-1 MY新宿第2ビル地下1階(ヨドバシカメラ新宿西口本店向かいのビル) TEL: 03-5337-1091
10月29日(月)〜11月4日(日)
11:00~20:00 ※初日は14:00から、最終日は18:00まで
【出展者】 飯島秀之、久保延子、坂本玲子、大丸宣昭、中川幹夫、西方忠男、土方康憲、三浦良枝、水島康夫 (以上、写真コース2009年度生) 足立美幸(写真コース2011年度卒業生)
【コメント】 自己の写真表現を高める場として2010年に発足した「チーム10」が3年目の今秋、初のグループ展を開催します。10名の作家による意欲作です。どうぞご高覧ください。
http://kirara.cyber.kyoto-art.ac.jp/kirara/html/kirara_5837.html



石元泰博写真展

会場

  • 文化フォーラム春日井・ギャラリー

開催日

  • 2012年9月8日(土)~10月11日(木) ※月曜休館

時間

  • 10:00~17:00(入場は30 分前まで)

入場料 

一般¥500、PiPi会員・学生(高校生以上)・団体(20枚以上)¥300、中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方と介助者1名無料

                             シカゴ 街 1959-61 ©高知県


田中仁先生も講座を行います。


*展覧会「写真家 石元泰博」地域交流プログラム写真講座 カスガイ、カスガイ
(応募は既に閉め切られています。)
 〒486-0844 春日井市鳥居松町5-44 文化フォーラム春日井  かすがい市民文化財団
http://www.kasugai-bunka.jp/2012/09/post_924.html


2012年8月10日金曜日

鈴鹿芳康教授 「最終講義」


 先日、鈴鹿芳康教授の「最終講義」が行われました。
京都造形芸術大学で28年間(京都芸術短期大学も含む)、写真授業を担当された鈴鹿先生が8月8日で定年退職されました。それにちなみ8月4日(土)に瓜生山校舎直心館J41教室で「最終講義」が行われました。

染織コース、情報デザイン学科(コース)、通信写真コース、美術工芸学科と、多くの学生を指導してきた先生だけに、会場は200名以上の聴講者を集め、28年間を振り返る先生の言葉に耳を傾け、最後の講義に2時間はあっという間に過ぎ、その後、場所をかえて茶話会、2次会と進み、鈴鹿先生を囲んで同窓会のような賑やかさと懐かしさに包まれました。





2012年8月7日火曜日

写真の名作鑑賞とモノクロ銀塩写真講座のご案内

京都国立近代美術館×京都造形芸術大学 瓜生山エクステンションセンター

写真の名作鑑賞とモノクロ銀塩写真講座

*本講座は京都国立近代美術館との共催です。


デジタル写真が一般的になった現在ですが、歴史的名作はその多くが銀塩モノクロ写真です。京都国立近代美術館のコレクション展(アメリカの近代写真特集)鑑賞の後、撮影実習を行います。翌日は京都造形芸術大学の本格的な暗室設備を使用してモノクロ銀塩写真のプリント制作を体験する講座です。初めての方でも分かりやすく楽しめる内容です。


日程 
9月8日(土)10:00−16:00/9月9日(日)10:00−17:00
9月8日コレクション展鑑賞、撮影実習(岡崎周辺)/9月9日コンタクトプリント、モノクロプリント作成、総評

講師
牧口千夏(京都国立近代美術館研究員)
林直(京都国立近代美術館客員研究員)
田中仁(京都造形芸術大学准教授)
黒崎創(京都造形芸術大学講師)

会場
京都国立近代美術館および岡崎周辺(9月8日)
京都造形芸術大学高原校舎TN32教室/暗室(9月9日)

受講料
9500円(鑑賞券、材料費含む)

定員
20名

持ち物
フィルムカメラ(9月8日のみ)
エプロン、タオル(9月9日のみ)
筆記用具

*2日間連続で受講して下さい。1日だけの受講はできません。
*35mmフィルム一眼レフカメラをお持ちの方は持参して下さい。(9月8日)
*フィルムカメラをお持ちでない方には貸出いたしますのでお申し込み時にお知らせ下さい。
*汚れても構わない服装でお越し下さい。(9月9日)


問い合わせ先
京都造形芸術大学 瓜生山エクステンションセンター 
電話 075−791−9124(受付時間:平日/午前9時−午後5時)
メール extension@office.kyoto-art.ac.jp

2012年7月7日土曜日

*徳永好恵先生の展覧会があります。

「光についての考察」徳永好恵作品展

2012年7月21日(土)−29日(日)*25日(水)は休廊

10時〜17時


会期中、日光写真ワークショップを開催されます。
ご都合の合う方は、ぜひ展覧会鑑賞と併せて
夏にぴったりのサイアノタイププリント技法をお楽しみ下さい。

●日光写真ワークショップ

青く発色するサイアノタイププリント技法で
光と影による像を描き、暑中見舞い葉書を作ります。
お気軽にご参加下さい。

7/21(土)・29(日)13時〜15時
*雨天の場合はケミカルランプで露光します。

1回完結、両日同じ内容です。
参加費500円
持参物 エプロン(または汚れてもいい服装)
手ぬぐいタオル、帽子、飲み物

両日、先着順に8名まで受付いたします。
メールもしくはお電話で下記の連絡先までお申し込み下さい。


ギャラリー猫亀屋
大阪府泉南郡岬町淡輪4193-2
TEL/FAX 072-425-4883
E-mail:nekogameya@yahoo.co.jp
http://www.eonet.ne.jp/~nekogameya
南海本線「みさき公園」西口下車徒歩15分

2012年7月1日日曜日



*卒業生の山本治之さんが撮影地に移住して2年余り、
 撮影を続けてこられた新作展です。


「信越秋山郷 ―日本原風景の残る郷―」山本治之写真展















[大阪展]

開催期間

2012年7月13日(金)~2012年7月19日(木
開催時間
10:00~19:00
(最終日は14:00まで)
会場
富士フイルムフォトサロン 大阪
スペース1

〒541-0051 大阪府大阪市中央区備後町3-5-11 富士フイルム大阪ビル1F
TEL 06-6205-8000
FAX 06-6205-8100

[名古屋展]

開催期間

2012年11月30日(金)~2012年12月6日(木

開催時間

10:00~18:00

(最終日は14:00まで)

会期中無休

会場

富士フイルムフォトサロン 名古屋

スペース全体〒460-0008愛知県名古屋市中区栄2-1-1 日土地ビル2F

TEL 052-204-0830


 
作者コメント
 秋山郷は越後(新潟県津南町)7集落と信州(長野県栄村)5集落からなる山深い郷です。 周囲は南に岩菅山、東に苗場山、西に鳥甲山といずれも2000mを超える山々に囲まれ、その中央を深く切れ込んだ中津川が渓谷を創り、南から北へ流れ、大河信濃川に流れ込んでいます。この一帯は日本有数の豪雪地帯であり、山々は11月になれば雪が降り始め、5月中旬まで降ることもあります。その険しい地形と厳しい気候条件により、過去から開発は進まず、豊かな自然と昔からの生活が残されています。
その秋山郷を初めて訪れたのは、鳥甲山の山頂部分の紅葉も終わり鉄さび色になり、山裾の紅葉はまさに盛りの頃でした。なんとも言えぬ美しい風景に背筋かゾクッとしました。そんな秋山郷に魅せられ通い始めて6年。新潟県津南町に移り住み、秋山郷を写して2年余りになります。私の魅せられた秋山郷の魅力が十分表せているどうか。是非ご高覧下さい。
山本 治之





*卒業生の小柳宣昭さんが卒業制作作品での展覧会を行います。


「中津 -高架下風景-」 小柳宣昭写真展


7/10 (火) ~7/16 (月)
10:30~18:30(最終日は15時まで)
会期中無休
*最終日は15:00まで

【開催情報】
ニコンサロン bis 新宿
東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー28階ニコンプラザ新宿内
TEL: 03-3344-0565

「中津」と聞くと、ほとんどの人が大分県中津市を思い浮かべるだろうが、大阪にも「中津」という地名がある。そこは大阪の梅田と十三の間に位置する小さな町で、本展の作品は、そこを通る国道176号線と阪急電鉄の高架下風景を撮影したものである。
撮影を始めたのは2007年。きっかけは夕方の報道番組で放映された近ごろ中津が活気あるとの情報が始まりだった。ところが実際にそこへ行ってみると、人のいない商店街などがあるだけで、どこに活気があるのだろうと思う寂しい街の印象をもった。
しばらく歩くと高架下にたどり着いた。そこには不思議な世界が広がっていた。昼でも薄暗く、時間の感覚を失い、いつの時代かさえも迷ってしまうほどだ。どこまでも続く高架下なのに縦横に走る道路。不気味に光るナトリウム光。それからは、飽きもせず撮り続ける、作者にとって特別な場所となった。
少しずつ、中津高架下は変化している。しかし、作者が初めてそこに足を踏み入れた時の驚きは少しも変わらず、訪れるたびに新鮮な気持になれる空間だという。モノクロ40点。(写真展情報より)








2012年6月17日日曜日



写真コース研究室ブログ始まります。
立ち上がりが遅れていました研究室ブログがいよいよスタートします。
写真のこと、学習のこと、教員のことなどいろいろ発信していきますので、
どうぞよろしく。


*築地仁先生の展覧会が開催中です。

築地 仁 写真展 

「都市写真・ METROPOLIS ICON




20120612日(火)~ 20120624日(日)


シャープなモノクロ写真映像をつかって、
都市の時間や空間のナラティブな物質世界を冷静に観察し、
浮沈の激しい都市の本質とは何かを探った。
それと同時に、都市の此岸の未知なる部分を見つめ、図示している。



*作家在廊予定
15日 15:30
16日 1200
17日 予定1400以降
202122日 予定1400以降
23日 1200
24日 予定1400以降















*新井卓先生が参加しています。

写真の現在4 そのときの光、そのさきの風

Photography Today 4 : in their presistent endeavors to meet the world

東京国立近代美術館本館 ギャラリー42F
201261()729()
10:00-17:00 (金曜日は10:00-20:00)
*入館は閉館30分前まで
休館日:月曜日(716[海の日]は開館)、717日(火)



#学生証提示で無料入場できます(本学はキャンパスメンバーです)
http://www.momat.go.jp/Honkan/PhotographyToday4/index.html


展覧会概要
1970 年代以来、日本の写真界においては、写真家たち自身が運営するギャラリーがさまざまに個性的な活動を展開してきました。近年、そうした動きは再び活発になり注目も高まっています。また写真集や、ZINE とよばれるより簡便な冊子形式の出版物からも、注目すべき仕事が次々に登場していますが、それらの多くも自主制作です。今回の展覧会では、こうした発表の手段や場も自分たちの手でつくる写真家たちの活動に注目します。


新井卓先生は、震災以前から撮影していた東北での近作に、震災後の新作を加えて構成したダゲレオタイプ(銀板写真)作品よるインスタレーションを予定。

新井卓 2011 
DailyD-type Project 2011年3月11日 等々力緑地 1954年アメリカの水爆実験によって第五福竜丸に降下した死の灰》 

          
                                                                           新井卓 2011 
                                                                          《2011年7月26日 飯館村 放射性のヤマユリ