2023年9月30日土曜日

卒業生の工藤 寛之さんが仙台写真月間2023にて展示会「不連続をたどる」を開催。(宮城)

2020年度卒業生の工藤 寛之さんが「仙台写真月間2023」に参加されます






会場

仙台アーティストランプレイスSARP[space B]

仙台市青葉区錦町1-12-7 門脇ビル1F

https://2023.monthofphotography.jp/pages/kudo_hiroyuki.html

 


会期

20231024()1029()

平日・土曜11:0019:00/日曜11:0017:00

定休日:月曜日




(以下、展示会HPより)


不連続をたどる

海から浜へ、浜から里へ、里から山へ。かつてそれらが連なって美しい景観を紡いできた三陸。しかし、大津波からの復興工事によりその間に防潮堤が打ち込まれ、海と里浜は連なりを失った。風景と時間、そして営みの歴史までを断つように現れたコンクリートの白い壁。その不自然なありようを追って海岸線を歩いた。




アーティストトーク:佐藤正美 × 工藤寛之

10.28 sat 15:00 - 16:30 [予約不要・定員20名]


佐藤 正美 Sato Masami

風の時編集部代表/3.11 オモイデアーカイブ代表。「仙台の原風景を観る、知る」をテーマに、2005年「風の時編集部」を設立。2006年「昭和3年版仙台市全図復刻版」を初出版し、その後、仙台の古写真集や藩政期~大正時代の今昔地図帳「仙台地図さんぽ」、仙台市博物館との共同企画「仙台まちあるきシリーズ」など43商品などを企画・発行。震災後は「3.11 オモイデアーカイブ」を立ち上げ、市民協働事業として震災前後の定点写真の記録や沿岸部交流を進める。

卒業生の高橋親夫さんが仙台写真月間2023にて展示会「双葉のふたたび」を開催。(宮城)

2015年度卒業生の高橋親夫さんが「仙台写真月間2023」に参加されます







会場

仙台アーティストランプレイスSARP[space B]

仙台市青葉区錦町1-12-7 門脇ビル1F

https://2023.monthofphotography.jp/pages/takahashi_chikao.html

 


会期

20231010()1015(日)

平日・土曜11:0019:00/日曜11:0017:00

定休日:月曜日




(以下、展示会HPより)


双葉のふたたび

双葉町は2019年3月に一部の避難が解除され、新しい未来へとスタートした。
初め、新しさはそれまでの街に徐々に侵入してきたが、しだいにそれはスピードを増して占有し、それまでの記憶の街の景観を駆逐していく。
裏だったところは表となり、やがてそれらも視界から消え去り、見通しが効く透明な街へと変貌していく。
残されているものは、かつて周辺に存在していた場所の指標となって孤立している。
今や住民のいない町は新しさに占領されている。
この新しさは、長い時間をかけて新しい双葉町として熟成し、これから新しく住み続ける人たちのふるさとになっていくのだろう。



高橋 親夫 Takahashi chikao
1947 仙台市生まれ
1974 1級建築士
2011 第36回JPS展入選
2015 京都造形芸術大学写真コース卒業
2015 『3がつ11にちをわすれないためにセンター』活動参加

<個展>
「復興大地」ニコンプラザ仙台フォトギャラリー (2015)
「タイル・ルート・トタン」せんだいメディアテーク2017「神々のハマドオリ」SARP (2017)
「マテリアル」SARP (2018)
「数は語る」SARP (2019)
「地上を移動する目・上空からの視線」SARP (2020)
「ここにいた時は子どもだった」SARP (2021)
「ものが語る土地」SARP (2022)

<グループ展>
「浪江のきた道・ゆく道」『星空と路』せんだいメディアテーク (2021)
「ここにいた時は子どもだった」『星空と路』せんだいメディアテーク (2022)
「地図に記された風景」『星空と路』せんだいメディアテーク (2023)

<写真集>
『あの日につづく時間 2011.3.11』 (2015)

在学生の伊藤妹さんによる個展「函館写真展」第十弾〜酪農編 開催のお知らせ(北海道)



在学生の伊藤妹さんが個展「函館写真展」第十弾〜酪農編を開催。





(以下、伊藤妹さんFacebookより)



明日9月1日より函館写真展第十弾 一次産業酪農編がスタートします。
2023年3月に一般社団法人酪農中央会議が「日本の酪農家の85%が赤字経営」という調査結果を公表した。
コロナ禍による需要の減少(休校・外食控え)・ウクライナ侵攻の起因や円安による飼料・燃料価格の高騰・牛乳離れなどより、多くの酪農家が経営困難に陥っている。
酪農家は、生乳の生産量を減らすよう求められ、一部、生乳の廃棄処分を実施した農家もある。
搾りたての生乳をなぜ廃棄しなければならないのか。
その背景の一つにあるのが2014年のバター不足を解消するため畜産クラスター事業を国が推進して、大規模法人化を推し進めた国の政策だった。
酪農危機を乗り越えるために、コスト削減や副収入源の確立をしようと努めている。
安定的な食糧調達自体が危うくなる未来はそう遠くない。
私達は、牛乳に限ったことではなく、さまざまな理由で食品ロスの削減に貢献していく方法を模索しなくてはならない時期に来ている。
その中で、誇りを持ち従事している酪農家の皆さんの横顔を撮影させていただいた。
是非ご高覧ください。


■2023年9月1日〜
■9:30~21:30
■観覧無料 
■会 場 
函館コミュニティプラザGスクエア
函館市本町24番1号シエスタハコダテ4階
■お問い合わせ先
0138-35-4000
http://g-sq.jp/
■アクセス
バス停「五稜郭」より徒歩約5分、市電停留所「五稜郭公園前」から徒歩1分

2023年9月1日金曜日

2023秋季・藝術学舎講座ご案内-マインドマップから想像と創造【私の被写体の見つけ方:写真表現へ(遠隔 + 対面)】-

 昨年度から新規開講となった講座-マインドマップから想像と創造【私の被写体の見つけ方:写真表現へ(遠隔 + 対面)】-の受付開始日が近づいてまいりましたので、ご案内させていただきます。講師は写真家の越中正人先生です。申込締切日は10/02(月)13:00です。興味のある方は詳細をご確認いただき、ぜひご検討ください。


この講座についての詳細は以下のURLをご確認ください。

https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2331416

 

 

講座概要

アーティストの写真作品を見ると、見慣れたものも見違える姿で写し出されていることに驚かされます。それは見ているそのままを撮影したのではなく、自らの発想を写真に投影させ撮影しているからでしょう。本講座では身近なものからどれだけのことを発想できるか、その発想のマインドマップを作成します。マインドマップとは何か1つのことを発端に考え続けているうちに浮かび上がったキーワードなどを自由にメモし、そのメモを通して様々な方向に広がった発想を整理する方法と言われています。その作成したマインドマップから新たな作品を制作します。本講座は遠隔授業と対面授業を交互で実施し、遠隔授業では自身の家の中のものをモチーフにして発想し制作します。対面授業では実際のアーティストの写真作品を真似て制作しながら、そのアーティストの発想の軌跡を辿ります。また支給されたモチーフから自分の発想を導き出し、投影させて私だけの写真表現に挑みます。

2023秋季・藝術学舎講座ご案内-風景写真の理解と実践及び写真の町東川賞コレクション”特別”閲覧【大雪山旭岳の撮影に挑む!】-

今年度から新規開講の講座-風景写真の理解と実践及び写真の町東川賞コレクション”特別”閲覧【大雪山旭岳の撮影に挑む!】-の受付開始日が近づいてまいりましたので、ご案内させていただきます。大雪山旭岳と紅葉の天人峡での撮影を実践するフィールドワーク実習やギャラリーでのプリントスタディを予定しています。


講師は写真家の田中仁先生です。申込締切日は10/04(水)13:00となっております。興味のある方は詳細をご確認いただき、ぜひご検討ください。

 

この講座についての詳細は以下のURLをご確認ください。

https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2334409

 

講座概要

東川町は39年目を迎える東川国際写真フェスティバルや写真甲子園を開催する日本有数の写真文化の町です。その町が所有する膨大なコレクション閲覧(プリントスタディ)などから写真文化の知見を広め、大雪山旭岳と紅葉の天人峡での撮影を実践するフィールドワーク実習によって自然観と風景写真の成り立ちを学び、自己の風景観を確立させます。


2023秋季・藝術学舎講座ご案内-写真家・植田正治の世界観にふれてみよう【「Ueda-cho」の作り方(弓ヶ浜、島根半島編)】-

 -写真家・植田正治の世界観にふれてみよう【「Ueda-cho」の作り方(弓ヶ浜、島根半島編)】-の受付開始日が近づいてまいりましたので、ご案内させていただきます。

今年度は「パパとママと子供たち」「少女四態」など代表的な作品の舞台となった弓ヶ浜と植田正治が撮影した頃の街並みが今も残る島根半島を巡ります。



申込締切日は11/18(水)13:00です。講師は本学の中山博喜先生と河田憲政先生、特別ゲストに植田正治の三男の植田亨先生をお招きして、撮影秘話などをお話しいただきます。興味のある方は詳細をご確認いただき、ぜひご検討ください。

 

この講座についての詳細は以下のURLをご確認ください。

https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2334410

 

 

講座概要

Ueda-cho」にふれながら、自己の制作についての理解をより深めましょう。

数々の前衛的な演出写真を生み出してきた植田正治の作風は「Ueda-cho」と呼ばれ、世界的にもその魅力が高く評価されています。本講座では植田正治写真美術館でのレクチャーなどを通してその創作活動にふれ、今回は「パパとママと子供たち」「少女四態」など代表的な作品の舞台となった弓ヶ浜と植田が撮影した頃の街並みが今も残る島根半島を巡り、作家の意図を汲みながら撮影を行います。