2020年度卒業生の飯田夏生実さんがKYOTOGRAPHIE2023のKG+後期にグループ展で参加されます。飯田さんはサイアノ作品をはじめ身体性に言及するプロジェクトを展示する予定とのことです。ぜひご覧ください。
(以下、KG+ Webサイトより)
古来より、美しいもの心惹かれるものを手元に留め置いておきたい、という欲求を人は根源的に持っている。洞窟画から絵画へ近代には写真も発明され、留める技術は多様化していった。現代においては、カメラや携帯電話などを用いて写真に留められる行為が一般化している。だが、写真に映ったものと撮り手の心が受け取ったものとの齟齬は存在する。私たちは、その齟齬を埋めようと手を使って作業する行程を加えた。これらの試みは作家の祈りにも似た想いや心惹かれた何かをより一層具現化しようとするものであり、あるいはそれぞれの心の奥深くに潜む無意識の揺らぎを鮮明に立ち上らせる行為であるとも言える。あたかも手を使うことでしか見出せないかの如く。 "Mens et manus(メンス・エト・マヌス)"はラテン語で「手と心」を意味する。 本展では様々な手法を用いて手仕事を写真に加え作品として昇華させた4名の作家のグループ展である。
https://kgplus.kyotographie.jp/exhibitions/2023/iida/
会場:ギャラリー35京都
〒604-0014
京都市中京区二条通釜座上ル大黒町696
開催期間:5月2日 (火)〜5月14日(日)
開館時間:12:00 〜18:30 (初日15:00より、最終日17:00まで)