2018年度卒業生 川野恭子さんの個展「山を探す」の会期中に写真コース主任の勝又公仁彦先生とのトークイベントが企画されました。
ぜひお越しください。
川野さんと勝又先生の作品集も当日販売される予定です。
以下、Facebookのイベントページより。
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川野恭子写真展「山を探す」関連イベントとして、作品制作でご指導頂きました勝又公仁彦氏をお迎えしてのクロストークイベントを開催いたします。
クロストーク:川野恭子 × 勝又公仁彦(美術家、写真家)
2019年5月5日(日)15:00-16:00
会場:Gallery35KYOTO-KAMANZA
〒604-0014 京都市中京区釜座通二条上る大黒町696
予約不要・入場無料
当作品は、京都造形芸術大学美術家写真コースの卒業制作として取り組んできたものですが、2018年度の卒業制作でご指導頂きました勝又公仁彦氏をお迎えしてのクロストークを開催いたします。
作品制作における指導者の観点や感想、川野の姿勢や取組み、制作の裏側などお話する予定です。
勝又先生からテーマ設定、ステートメント、撮影技法、編集、プレゼンテーションに至るまで、一年間ご指導頂いた結果、数多くの学びを得ることができました。制作は決して楽ではありませんでしたが、とても充実した時間であったことは間違いありません。勝又先生から直接お話を伺うのは緊張しますが、後にも先にもこのような機会はありませんので、ご都合よろしければぜひご参加ください。
<トークゲストのご紹介>
勝又公仁彦(美術家、写真家)
早稲田大学法学部卒業、インターメディウム研究所修了。
大学在学中より文芸、絵画、写真、映像、音楽などの作品制作を始める。国内外で様々な職業に従事した後、作品発表を開始。インスタレーションから出発し、現在では写真を中心とした映像メディアで作品を制作。多様な被写体のもとで「時間」「光」「場所」「空間」などをサブテーマに、常に写真と映像の構造に触れる作品を展開。日常の中に現象しながらも知覚される事の無かった世界を掬い取ることで、観る者を新たな認識へと誘うとともに、歴史・社会・文明への批評的な暗喩を込めた作品展開を続けている。
主な展覧会に「Photography 写る、写す 7 人の現代作家」(大阪府立現代美術センター、2001年)「風景の余白に:写真」(東京日仏学院、2002年)「写真の現在2 —サイト— 場所と光景」(東京国立近代美術館、2002年)「Natura Morta 」(Leica gallery Solms、個展、2006年、ドイツライカ本社)「Dwelling」(世田谷美術館主催、個展、2008年)「勝又邦彦展」(森アートセンター六本木ヒルズクラブ、2011年)「都市の無意識」(東京国立近代美術館、2013年)「あいちトリエンナーレ2016」(岡崎康生会場、「トランスディメンション —イメージの未来形」2016年)「写真都市展 -ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち-」(21_21デザインサイト、東京、2017年)など。
主な受賞に「さがみはら写真新人奨励賞」(2001年)、「日本写真協会新人賞」(2005年)。主な作品集に『Skyline』2008、『Right Angle -white next to white-』2017 (Media Passage)、『Compilation of Photo serieses of Kunihiko Katsumata
until 201X Vol.1』2017(Media Passage)など。東京国立近代美術館、世田谷美術館、沖縄県立博物館・美術館など国内外の主要なコレクションに作品が収蔵されている。
現在、京都造形芸術大学准教授。多摩美術大学非常勤講師。