本年度の京都造形芸術大学通信教育部の卒業制作展が昨日より京都瓜生山キャンパスで始まりました。力作揃いの中、学長の回覧による審査が行われ写真コース代表の佐野光子さんが美術科の学長賞に選出されました。写真コースとしても、2010年度、2013年度の受賞以来、3度目です。
アラブ映画の研究者である佐野さんがハリウッド映画を中心に構築された、
人種や民族(というのも疑わしい概念であることも含めつつ)のステレオタイプなイメージをセルフポートレイトで表現しつつ男性女性、国家などといった各種のボーダーを越境することを企図した作品です。
20日まで京都造形芸術大学瓜生山キャンパス人間館NA102教室にて開催中です。
写真コースのみならず、他にも興味深い作品が多数展示されていますので、ぜひ、ご高覧ください。
有志による東京での学外展は3/19ー21 新宿のニコンサロンbis で開催されます。こちらもぜひご高覧下さい。