2021年1月16日土曜日

鈴木崇先生、勝又公仁彦先生2人展「Sync – eternal commons / ephemeral being -」GOOD NATUR E STATION 4F GALLERY 京都のお知らせ

ポートフォリオ、卒業制作のスクーリングやテキスト課題をご担当の鈴木崇先生と
写真コース主任の勝又公仁彦先生の2人展
「Sync – eternal commons / ephemeral being -」
が京都四条河原町の複合施設GOOD NATUR E STATIONの 4F GALLERYで14日より開催されています。

17日日曜日には無観客トークイベントも開催されるとのことです。
2018年度卒業生の嶋田真弓さんの依頼による展覧会です。

緊急事態宣言下ということもあり、感染防止対策を行った上でご覧ください。

https://goodnaturestation.com/topics/room/202101146225/
以下web siteより。
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GOOD NATURE STATION 4F GALLERY では、2021 114日(木) から21日(月) まで、
勝又公仁彦・鈴木崇による展覧会「Sync – eternal commons / ephemeral being -」を開催いたします。
 
タイトルにある「Sync」は、同調や同期を意味するsynchronization や、精神科医・心理学者のユングが提唱した意味のある偶然の一致を指すsynchronicity などの言葉を想起させますが、
接頭辞syn-sym-)から始まる複数の言葉を含意したものとして「共に」という意味も持ち、時間概念のみならず、同義語・対称・共感・同情・交響・症状などの幅広い派生語を作り出す言葉です。
 
本展覧会では、その多義性を背景にして、2人の作家がそれぞれの作品を「共に」展開いたします。
勝又は eternal commons をキーワードに、社会的共通資本の一つである「自然」にeternal(不変的/永遠)に潜勢する富の顕現と共有を夢想します。
また鈴木は、一見関連性のないものどうしから浮かび上がる共通したephemeral(つかの間、儚い)ななにかを提示することに関心を寄せます。
 
eternal ephemeral、これらは正反対の意味合いがありますが、そこには私たちがまだ気づかない「Sync」する何かがあるのかもしれません。
そしてそれはGOOD NATURE STATION が取り組む5つのGOOD とも関わりを持った新しい発見へと「Sync」するのではないでしょうか。
 
 
▼EXHIBITION
Sync – eternal commons / ephemeral being
2021 1/14(木)~2/1(月) 10001930
GOOD NATURE STATION 4階 GALLERY(ホテルロビー奥)入場無料
 
トークショー
勝又公仁彦 × 鈴木崇
2021 1/17(日) 18001900
GOOD NATURE STATION 4 ワークショップテーブル
緊急事態宣言発令を受け、無観客開催、WEB配信となりました。ご了承くださいませ。
 
作家紹介
勝又 公仁彦(かつまた くにひこ)
静岡県出身。早稲田大学法学部卒業。インターメディウム研究所修了。
多様な被写体のもとで「時間」「光」「場所」「空間」「認知」などをサブテーマに、日常の中に現象しながらも知覚されることの無かった世界を掬い取ることで、観る者を新たな認識へと誘うとともに、
歴史・社会・文明への批評的な暗喩を込めた作品制作を続けている。
主な展覧会に「サイト―場所と光景:写真の現在 2」(東京国立近代美術館、2002 年)、「都市の無意識」(東京国立近代美術館、2013 年)、「あいちトリエンナーレ2016」(愛知、2016年)、「写真都市展ウィリアム・クラインと22 世紀を生きる写真家たち」(21_21 DESIGNSIGHT2018 年)など。
 
鈴木 崇(すずき たかし)
京都府出身。アメリカのThe Art Institute of Boston 卒業。デュッセルドルフ芸術アカデミー、トーマス・ルフクラス研究生としてドイツに滞在。
日常的に目にするものを写真メディアを介在させることで普段とは異なる見え方へと再定義し直し、視覚と知覚の関係性を問い直す作品を制作。
主な展覧会に「写真の現在3:臨界をめぐる6つの試論」(東京国立近代美術館、2006 年)、「これからの写真」(愛知県美術館、2014 年)、「Scotiabank CONTACT PhotographyFestival」(カナダ、トロント、2015 年)、「浅間国際フォトフェスティバルPHOTOMIYOTA」(御代田写真美術館、2019 年)他多数。