2021年9月18日土曜日

2021秋季・藝術学舎講座ご案内-「夜撮影・夜景写真 見つける私の光と灯」-


 東京藝術学舎の「夜間」講座からご案内です。

スクーリング内ではなかなか体験できない、光と灯が照らした夜の風景やものをとらえるといった「夜間」講座ならではの取り組みとなっております。このような撮影に興味のある方はぜひご検討ください。


講座概要

夜の街には車のヘッドライト、電柱の灯、ネオンサインなど多くの光があり、また信号機の光がアスファルトに反射している様子、公園のベンチの外灯が街路樹も照らしている様子など、思いがけず光が照らしている様子も多くあります。本講座はそんな夜の光が照らしているものや夜景、光と暗闇の様子を撮影します。カメラで光と暗闇の分量を調整するような撮影方法を学び、よりいっそう写真表現をひろげましょう。



左は東京・丸の内の夜景。右は暗さを強調した夜のベンチ


この講座についての詳細は以下のURLをご確認ください。

https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/learning/G2132431

2021年9月13日月曜日

2020年度卒業生の飯田夏生実さん個展開催のお知らせ。「In the Picture」 ニコンサロン(東京)

2020年度卒業生の飯田夏生実さんの個展「In the Picture」 が東京、新宿のニコンサロンにて2021年10月12日(火)より開催されます。ぜひご覧ください。

飯田夏生実 写真展「In the Picture」

 


 



本作は、作者が「空の巣症候群」に苦しんだ日々を通じて、母と子の関係性、そして母親という存在のありようについて鋭く見つめ直したものである。
なお、本作は京都芸術大学通信教育部写真コースの修了作として選抜展に選出された作品を、さらに発展させて展示する。

会期 :10月12日(火)〜25日(月)
    日曜休館、10:30〜18:30、最終日は15:00まで。
会場 :ニコンサロン
〒163-1528 東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー28階 ニコンプラザ東京内
Tel. 0570-02-8080
https://www.nikon-image.com/activity/exhibition/thegallery/events/2021/20211012_ns.html

報道関係および掲載時の読者お問い合わせ先:ニコンサロン(担当:宮野)
(株)ニコンイメージングジャパンフォトカルチャー推進部ギャラリー企画課 
Fax :03-3344-1837 Tel : 03-3344-0565


■開催内容
ある日突然、私は味覚も心も無感覚になり、外出さえできなくなった。それは子育てを終えた母親が陥る「空の巣症候群」だった。一年が経った頃、そんな自分を受け入れ、老いていくことを恐れず、日々生きる姿をとどめることで前に進もうと、セルフポートレートを撮り始めた。
 その過程で徐々に知ることになったのだ。
 母親は子供を「内なる他者」として受け入れて初めて「親」となること。しかし、成長し巣立った子供が不在となった後、喪失を埋めるかのように常に輝くような真新しさで幻影は甦り、その度に不在の痛みが鋭く心を刺しつらぬことを。それは無情にも「親」である私の心を引き裂く。さらに、私と私の母との関係もそうだったのかと腑に落ちたのだ。
 やがて、写真の中の私は、暗い部屋から、空の下へ、街へ、人の中へと、再び踏み出していくだろう。写真を撮ることが、私を世界へと解き放っていくと予感する。喪失感も血肉となって、自分を生きていくのだ。(飯田 夏生実)
 

■プロフィール 飯田 夏生実(イイダ ナオミ)
東京都生まれ。現在、フリーランスの編集者。
日本大学芸術学部映画学科卒業後、建築関係の雑誌記者を経て、映画書専門の出版社に入社。映画関係の書籍の編集を通じて取材撮影を経験、また映画のスティル写真を大量に扱う。2012年4月に写真教室に入り、2013年より作品制作に取り組み始める。数年のブランクを経て、2018年4月に京都芸術大学通信教育学部美術科3年次入学、2021年3月に卒業。在学中の2020年より写真作品の制作を再開。

2014ー2016年:六甲国際写真祭レビュー参加。
2014−2015年:2年連続で「KAWABA NEW-NATURE PHOTO AWARD」ファイナリスト選出。
2015年:「横浜御苗場Vol.16レビュアー賞(池田修氏セレクト)」ノミネート、「HUNGRY ISSUE 4in Basel(Bjane Bare氏 /ギャラリーMELK)」セレクト。
2017年:kyotographyレビュー、東川町赤煉瓦フォトレビューなどに参加。

2014年:二人展「Chaos--Tingle, Entangle, and Wave」(ブライトフォトサロン)
2015年:グループ展「Photographers Obscure」(Ricoh Imaging Square GINZA)ほか多数参加
2021年:「写真学校10校合同選抜展」(品川キヤノンオープンギャラリー2)。



2021年8月31日火曜日

鈴木 崇先生、個展開催のお知らせ「Are you my echo.」HRDファインアート(京都)

卒業制作や「写真Ⅳ-3(ポートフォリオ)」のスクーリングなどをご担当いただいている鈴木 崇先生の個展「Are you my echo.」が、9月2日より京都市内のギャラリー HRDファインアート にて開催されます。ぜひご覧ください。

鈴木 崇 個展

「Are you my echo.」


会場:HRDファインアート
会期:2021年9月2日(木)〜10月2日(土)
時間:木曜日 11:00~15:00(展覧会初日 9月2日(木)と23日(木・祝)は19:00までオープン)
金・土曜日 および 9月2日(木)・19日(日)・20日(月・祝)、23日(木・祝)11:00~19:00
休廊: 日・月・火・水曜日(事前のアポイントにより観覧可能です)
(上記のとおり9月19日(日)と20日(月・祝)は特別にオープンします)
ウェブサイト:http://www.hrdfineart.com/exb-suzuki21.html 


《 展覧会概要 》(以下展覧会WEBサイトより)

HRDファインアートでは、9月2日から10月2日までの会期で鈴木崇の個展「Are you my echo.」を開催します。HRDファインアートでは作家の初の個展となります。また、本展は「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」のサテライトイベント「KG+ 2021」の参加展覧会です。
鈴木崇は1971年京都生まれ。米国ボストンのアート・インスティテュート・オブ・ボストンや、ドイツ・デュッセルドルフのデュッセルドルフ芸術アカデミーで学びました。
鈴木崇の制作は視覚を通した「知覚」と「理解」の関係性をテーマとしています。現実に起きている現象と、それを捉えたイメージとの誤差やズレ、それによって引き起こされる人間の意識の揺らぎを、写真を起点に、しかし写真というメディアにとどまることなくオブジェや映像なども用いて、重層的に提示しています。
本展は、あるひとつのキーワードを設定し、それに基づいて展示会場全体を実験的なモンタージュ空間として捉えて構成するという、鈴木が近年取り組んでいる手法による展示となります。今回のキーワードとなるのは「エコー」。築90年超の町家建築を用いたギャラリー空間に、エコーという現象と概念(コンセプト)が輻輳的に響き合う空間が創出されます。 


《 アーティストからのメッセージ 》

私は近年、作品を作るときに浮かんでくるアイデア同士をモンタージュしていくことに強く関心を抱いている。
それぞれの作品は思考する中で生み出された断片であり、それらのイメージやパターンは衝突しながらお互いに干渉して、点から線そして面となり最後には何らかの形となっていく、そういったものであって欲しいと思っている。
同時にそれぞれのイメージとイメージの間には、私が意図しているものよりも偶然性が優先された相乗作用が存在することを期待している。

(鈴木崇)


鈴木崇 《Are you my echo.》
ピグメントプリント 95x70cm 2021年
 
 
この展覧会は「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」のサテライトイベント「KG+ 2021」の参加展覧会です。
 

 



 



2021年8月22日日曜日

2018年度生、内田雅子さん展覧会開催のお知らせ。新宿 小田急百貨店10階美術画廊・アートサロン(東京)

 2018年度生の内田雅子さんから展覧会開催のお知らせが届きました。

ぜひご覧ください。

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2018年入学、ただいま休学中の内田雅子(山本)です。

ダウン症の書家の金澤翔子さんをご存知でしょうか。インタビュー撮影がご縁で、それから翔子さん泰子さん親娘をライフワークで撮らせていただいています。

このたび金澤翔子さんの作品展とともに写真展が出来ることになりました。

2021年9月8日(水)〜14日(木)

新宿 小田急百貨店10階美術画廊・アートサロンです。

どうぞよろしくお願いいたします。

https://www.odakyu-dept.co.jp/shinjuku/event/index.html




2021年8月20日金曜日

2020年度卒業生 赤塚一誠さん監督映画「暁の革命」ディレクターズカット試写会のお知らせ。原宿CAPSULE

以下、DM案内より

「暁の革命」(幻冬舎)というシナリオを著者、赤塚一誠が映画化しました。1970年学生運動の時代、フォーク学生浜田拓郎と東大革命家田島淳子との悲劇のストーリーです。



 

 

日時:825日〜2918:00~19:00

会場:原宿CAPSULE

   東京都渋谷区神宮前2-27-3ハウス神宮前1F

         03-6447-2369


   感染予防対策をされてご覧ください。

2021年8月14日土曜日

2016年度卒業生 北桂樹さん、2019年度卒業生 中澤賢さん主催のギャラリーPHOTO GALLERY FLOW NAGOYA(愛知県名古屋市)にて展示のお知らせ。

 2016年度卒業生の北桂樹さんが、2019年度卒業生の中澤賢さんが主催するギャラリー、PHOTO GALLERY FLOW NAGOYA(愛知県名古屋市)に出展されます。

ぜひご覧ください。


展覧会名

G/P+abp PRESENTS NEOTOKYOZINE + POST/PHOTO SHOW
「現代フォトアートは変成する」~新しい写真の時代は新しい才能と新しいメディアが創ります~

会場
PHOTO GALLERY FLOW NAGOYA(愛知県名古屋市)

日時
2021年9月4日 - 9月26日(会場により営業時間が異なります)

概要
2021年3月に京都芸術大学瓜生山キャンパス内にあるギャルリ・オーブにて開催された京都芸術大学 写真・映像コース選抜展「写真は変成する MUTANT(S) on POST/PHOTOGRAPHY」の巡回展示を開催致します。愛知県岡崎市「Masayoshi Suzuki Gallery」及び名古屋市名駅「PHOTO GALLERY FLOW NAGOYA」の2会場同時開催となっており、それぞれに出展作家が異なります。
岡崎会場では、京都芸術大学映写真・映像コース専任講師である多和田有希、同コースに在籍中である向珮瑜、大澤一太、同校修士課程美術工芸領域メディア分野修了生であるR E M Aを展示。
名古屋会場では、写真コースの卒業生でもあり、京都芸術大学大学院博士課程に在籍中の北桂樹。同じく修士課程に在籍中の伊藤雅浩の2名の展示となります。
展示タイトルを「現代フォトアートは変性する」としており、新たな時代の求める新しい写真の変性と創造を目指しています。ポストコロナという先の読めない時代において、写真は拡張しリアル・虚構・仮想・マテリアルも前例のない分裂と融合による撹拌作業にとりかかる。そこから個別のメソッドを捏造していく。
生存するもの、停止するもの、死滅するものが出るだろう。しかし、「来たるべきPOST/PHOTOGRAPHY」は、ミューテーションの果てに生き残る可能性をもつことになるのである。


PHOTO GALLERY FLOW NAGOYA
https://www.photo260nagoya.com/


2021年8月9日月曜日

2016年度生 伊藤妹さん KG+Exhibitions出展のお知らせ。2021年9月 伊藤妹個展『スロウスロウ』KG+SQUARE by Chushin(京都)KYOTOGRAPHIE

2016年度生の伊藤妹さんから個展のお知らせです。

KYOTOGRAPHIE の一環でもあり

同時期に様々な写真関連の展覧会やイベントが開催されますので、ぜひご覧ください。

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2016年度入学の伊藤です。

この度、京都で開催予定のKG+Exhibitionsに出展させていただくことになりました。 

展示作品の『スロウスロウ』は、昨年のコロナ禍に着想を得て制作した新作となります。

是非、ご高覧いただければ幸いです。

宜しくお願い致します。


●KG+SQUARE by Chushin

〒600-8219 京都市下京区中居町七条通烏丸西入113|113 Nakaicho, Shimogyo-ku, Kyoto


● 伊藤 妹|Mai Ito

スロウスロウ|SLOW SLOW


●Open: 9/17-10/17 10:00-18:00

●Closed: 9/27, 10/4, 10/11


●Access:京都駅から238m

http://www.kyotographie.jp/kgplus/2021/announce-plus.html