2020年3月31日火曜日

橋口讓二先生『We have no place to be: 1980-1982 / 俺たちどこにもいられない 1980-1982』刊行のお知らせ。

ワークショップゼミナールをご担当の橋口讓二先生の写真集
『We have no place to be: 1980-1982 / 俺たちどこにもいられない 1980-1982』
が再編集の上アメリカ・ニューヨークを拠点とする出版社・Session Pressより復刊されました。
デビュー作として注目を集めた『視線』(1981年、第18回太陽賞を受賞)と並び、『俺たち、どこにもいられない 荒れる世界の十代』(草思社、1982) は、作者の40年以上におよぶ礎を築いた重要な初期作品であり、次世代の写真家、アーティストたちに多大なる影響力を与えてきました。
今回刊行された新装版は、30点以上の未発表の作品を含めたモノクロ写真139点、256ページにおよぶ一作。作者自身が監修・編集し、2色刷りのマットニス加工印刷を施し、当時の臨場感を感じさせる見応えある内容に仕上がっています。また、美術家・画家の奈良美智氏による序文も収録されています。
写真集であれば、ご自宅でご覧になることもできます。
2020年度から京都のみならず東京でも橋口先生の授業がスタートします。
事前学習にも役立ててください。
twelve booksのweb site

2020年3月19日木曜日

2016年度卒業生の石田省三郎さん個展開催のお知らせ。「TSUKIJI JONAI 2018」IG Photo Gallery(東京)

2016年度卒業生の石田省三郎さんが、銀座にあるIG Photo Galleryにて個展「TSUKIJI JONAI 2018」を開催されます。
3月28日(土)には、スクーリング「写真批評」をご担当いただいている、写真評論家のタカザワケンジ先生とのトークセッションも開催されます。
ぜひご覧ください。

IG Photo Gallery 企画展

石田省三郎展

TSUKIJI JONAI 2018


会期:2020年3月24日(火)~4月18日(土) 12:00~20:00
休廊:日曜日・月曜日・木曜日
*4月14日(火)は19:00まで
会場:IG Photo Gallery
104-0061 東京都中央区銀座三丁目13番17号 辰中ビル3階
石田法律事務所内


【トークセッション】
石田省三郎×タカザワケンジ(写真評論家、IG Photo Galleryディレクター)
 3月28日(土)18:00~
 予約不要、入場無料
 先着約25名。立ち見になる場合もありますので、ご了承ください。

http://www.igpg.jp/ishida2020.html


https://imaonline.jp/news/exhibition/20200312/

2020年3月18日水曜日

橋本大和先生と、2017年度生のみずたにまなぶさん、2018年度生の下村仁志さん、フォトハンターさん、グループ展参加のお知らせ。「Life is a Journey」ギャラリーソラリス(大阪)

写真Ⅴ-2 (プレゼンテーション)をご担当いただいている、橋本大和先生と、2017年度生のみずたにまなぶさん、2018年度生の下村仁志さん、フォトハンターさんが、現在大阪のギャラリーソラリスにて開催中の旅写真展「Life is a Journey」に参加されています。ぜひご覧ください。

旅 写真展

「Life is a Journey」


会期:2020年3月17日(火)〜 3月22日(日)11:00〜19:00 入場無料
会場:ギャラリー・ソラリス
〒542-0062
大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館B1F
https://solaris-g.com/portfolio_page/200317/

出展作家:
AYA|岩田麻央|奥本浩司|下村仁志
杉村尚美|saltylook403|仲村ケンイチ
橋本大和|彦四郎|フォトハンター
Mizue Yamaguchi|みずたにまなぶ

2020年3月16日月曜日

2019年度学長賞受賞のお知らせ。

2019年度の卒業制作を各コースが終え、学長賞審査が行われました。
その結果、今年度の美術科の学長賞に写真コースの
山本美里さんの作品「ここにいるよ ―禁錮十二年―」
が選出されました。

昨年の淡河佳代さんに続き連続の受賞です。

山本さん、おめでとうございました。

2019年度の卒業制作展は夏期に延期予定です。
会期、場所などが決まりましたらまたこちらでお知らせいたします。
山本さんをはじめ、秀作、力作揃いですので、ぜひご覧ください。

以下、写真コース主任の勝又公仁彦先生より、卒業制作のairUに出されたお知らせとメッセージを転記いたします。
2020年度以降の卒業制作に着手予定のみなさんも参考にされてください。

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写真コースの皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
卒業制作展が延期になり、今大学は静かな春休みを迎えています。

例年、卒業制作最終スクーリングの後にコースブログにて賞の発表をおこなっており、残す学長賞の審査結果は卒展搬入後という流れでしたが、卒業制作展が延期ということでご報告ができずにおりました。先日、学長賞の審査が終わりましたのでこの場にてお伝えいたします。

● 受賞者
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【学科賞】1名 ※【学長賞】受賞
山本 美里「ここにいるよ ―禁錮十二年―」
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【同窓会賞】1名
由宇 芳上「異化する都市 ―ガラスの記憶―」
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【コース奨励賞】3名
岡﨑 稔「天台宗徳蔵寺 五百羅漢」
笹島 為典「紋 ―大地の行方―」
児玉 大輔「存在について」
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【学長賞】【学科賞】と【同窓会賞】には賞状と金一封が、【コース奨励賞】には賞状と賞品(小品)が贈られます。
受賞のみなさん、おめでとうございます!

【学科賞】は今年度写真コース卒業制作において最も優秀であると認められた作品に授与されます。
【学長賞】は美術科5コース各コースの【学科賞】受賞作品の中で最も優秀であると認められた作品に授与されます。
【同窓会賞】は同窓会より授与される賞で、コースの中でも特に作品への取り組みに熱意と個性が見られるものという基準で選出されました。
【コース奨励賞】学科賞、同窓会賞に続き優秀であると認められた作品です。

学科賞となった山本美里さんの作品は、
「医療的ケア児」と呼ばれる重度心身障害児の母親として毎日休むことなく学校に自主送迎と付き添い待機をする中で、医療および教育制度によって規定される支援の格差や矛盾を自己の存在と併せて考察し、写真によって可視化しました。
このような事実があることを世の中に周知させ、問題提起を行うとともに保護者の負担軽減に繋がる制度や意識改革に繋がることを企図しています。
健常者からは見えにくい問題を社会に提起し、介護の負担と学校との粘り強い交渉の中でまとめ上げ、また視覚的にも優れた作品に昇華させた力量が高く評価されました。
その内容を学長も高く評価され、今年度の学長賞に選出されました。山本さん、おめでとうございます。

同窓会賞の由宇芳上さんの作品は医師としての知見から被写体と撮影者の内的関係を「抗原抗体反応」とみなし、都市の中に去来する一瞬の光景をスナップショットにより複雑で非日常的な映像として定着させました。

コース奨励賞の皆さんもそれぞれにクリアな立案とコンセプトメイク、綿密な取材と撮影をもとに、丹念な作品作りをされ、様々な思考へと誘うすばらしい作品世界を繰り広げてくださいました。

2年連続で学長賞を受賞したことにも表れていますように、年々成果と評価の向上が見られる写真コースの卒業制作ですが、今年度は特に皆さんの発想の豊かさ、粘り強い取材態勢、高い完成度が際立っており、採点とともに賞の決定も非常に悩ましい選出となりました。
「賞をとれなくて残念だ」と思われている方もおられるかもしれませんが、賞というのは本当に僅差で決まってしまうものであり、どの作品も自身を出し切って輝きを放つものでした。どうか自信を持って卒業後も制作を進め、ブラッシュアップした作品を発表していっていただきたいと願っています。実際、卒業制作ではたまたま評価が得られなかった作品でも、その後の継続的な制作により、学外の大きな賞や出版、個展などに繋がった先輩方が多数いらっしゃいます。
卒業制作で得たものは成果物だけでは言い表せない経験と成長そのものです。
皆さんが学習と研究の中で得た様々なことを今後も活かし、これからの人生をより心豊かに、それぞれの資質と問題意識と魂をさらに磨きつつ、発信し続けてくださることを期待しています。

最後になりましたが、改めて、ご卒業おめでとうございます!

夏に延期された卒業式、卒業制作展でお会いできることを楽しみにしております。
それまで、お元気でお過ごしください。

写真コース 勝又公仁彦

2020年3月10日火曜日

2017年度生のイイダユキさん、2019年度ヤングポートフォリオ選出のお知らせ。

2017年度生のイイダユキさんの作品が、清里フォトアートミュージアムの「2019年度ヤング・ポートフォリオ」に選出されました。おめでとうございます。
「2019年度ヤング・ポートフォリオ」の作品が一堂に会する展覧会は7月1日より清里フォトアートミュージアムにて開催されます。ぜひご覧ください。

2019年度ヤング・ポートフォリオ

Young Portfolio Acquisitions 2019


会期:2020年7月1日(水)〜 11月8日(日)
会場:清里フォトアートミュージアム
〒407-0301 山梨県北杜市高根町清里3545-1222
TEL: 0551-48-5599 

休館日:8月は無休 / 7、9、10、11月は毎週火曜
★9/22(火・祝)と11/3日(火・祝)は開館

開館時間: 10:00~17:00(入館は16:30まで)

2020年3月7日土曜日

2015年度卒業の高橋親夫さんと2017年度生の工藤寛之さん、展覧会参加のお知らせ。「星空と路」せんだいメディアテーク(宮城)

せんだいメディアテーク 3 がつ11にちをわすれないためにセンター主催の展覧会「星空と路」に2015年度卒業の高橋親夫さんと2017年度生の工藤寛之さんが参加されています。
もともとは3月11日より開催が予定され、さまざまなイベントが予定されていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、展示・イベントの規模を縮小し、3月17日(火)から4月19日(日)までの7fラウンジでの展示のみ開催されることとなりました。とても残念ではありますが、開催予定の展示をぜひご覧ください。

「星空と路」


会期:2020年3月17日(火)-4月19日(日) ※3月26日(木)はお休み
会場:せんだいメディアテーク 7fラウンジ
〒980-0821 仙台市青葉区春日町2-1
代表電話 022-713-3171
FAX 022-713-4482
入場無料・申込不要・出入自由

https://recorder311.smt.jp/information/58898?fbclid=IwAR0k_qs0O1EAAZoYm_j--N27-I_qE_LhCfwVO0EHQXcg4eS5h_WMjVX_l-Q

2020年3月3日火曜日

動画アーカイブ視聴可能です:通信教育部 入学説明会中止に伴う、入学説明会LIVE配信のお知らせ。

新型コロナウイルス感染の現在の状況を踏まえ、感染予防と流行拡大防止のため、3月8日に、京都瓜生山キャンパスで予定されていました通信教育部の入学説明会が中止となりました。
そのため、入学説明会のLIVE配信が行われます。
遠方でなかなか直接会場へ来られない方、通信教育部の学びに興味のある方、ぜひご覧ください。
写真コース主任の勝又公仁彦先生による2018年度までの卒業制作から数人を選んでの説明です。

京都造形芸術大学 通信教育部

入学説明会 LIVE配信


[配信動画アーカイブ] URL 写真コースは50分20秒くらいからです。
https://www.youtube.com/watch?v=6jjW9av6Mow&t=3012s
[LIVE配信] URL
https://www.facebook.com/events/3006854259335696/

日時:2020年3月8日(日)12:00~16:00予定
担当:美術科、デザイン科教員

12:00~13:00
全体説明会(LIVE配信)

13:30~14:30
造形のよろこび・美術科5分野からのご提案 ー 美術科の卒業制作作品を中心に(LIVE配信)

15:00~16:00
デザインを学ぶことで変わる、私たちの暮らし ー デザイン科の卒業制作作品を中心に(LIVE配信)


本学ウェブサイト、「入学説明会(3/8開催・京都会場)中止のお知らせ」
https://www.kyoto-art.ac.jp/t/news/164/

石倉 麻夕先生、個展開催のお知らせ。「Primary Garden」gallery&cafe 山猫軒(埼玉)

テキスト課題「写真演習I-1」をご担当いただいている、石倉 麻夕先生の個展が、埼玉県・越生(おごせ)「gallery&cafe 山猫軒」にて開催されています。ぜひご覧ください。

石 倉 麻 夕 写真展

Mayu Ishikura Photo Exhibition

“Primary Garden”


会期:2020年2月8日(土) - 3月29日(日)
OPEN:土・日・祝 11:00 - 19:00
会場:埼玉県入間郡越生町龍ヶ谷137-5
TEL:0492-92-3981
http://www.yamaneko.info